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aeolian design tech blog (https://www.aeoliand.com) 室内音響 音場補正 Dirac Live の話題です

3. Dirac Live for Studio の構成

== Dirac Live for Studio デジタル室内音響補正の検証 (3) ==

 

Dirac Live Prosessor

Dirac Live for Studio は2つのソフトウェアで構成されており,それぞれが連携して動作します.Dirac Live Processer (DLP) は,コンボリューションエンジンで補正フィルターを「ホスト」する,VSTプラグインです.Dirac Live アプリケーションは,あなたの部屋の音響を測定し,フィルターを設計し,補正フィルターを DLP にアップロードするために使用されます.

 

他のコンボリューションエンジンとの興味深い違いの一つは,DLP が遅延の問題を考慮していることです.DLP をオン/オフすると,65536 タップの FIR フィルターでは 3/4秒の無音のギャップがあるのに対し,音の変更は瞬時に行われます.また,フィルターの切り替え時にも遅延がないため、A/B テストが容易で,より短時間で自分の好みの周波数特性を選び出すことができます.

 

Dirac Live ProcessorVST プラグインなので,VST プラグインアーキテクチャーをサポートしているソフトウェア・ミュージック・プレーヤーや,デジタル・オーディオ・ワークステーションDAW)であれば,DLPを簡単にロードすることができます.

 

この記事では,JRiver Media Center 64 Bit DSP オーディオアーキテクチャを使用してDLP をホストしています.

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Dirac Live

Dirac Live for Studio の2番目の構成ソフトは,PC上で実行するアプリケーションで,ほとんどが「ウィザード」を使って、以下のプロセスを踏みます.

  1. オーディオI/Oの接続と設定
  2. 再生レベルと記録レベルの調整
  3. 実行する測定のタイプ(スタジオコンソール,イス,ソファなど)の選択
  4. 音響測定
  5. 好みの周波数特性に補正フィルターを設計
  6. シミュレーションによる補正結果の確認
  7. 補正フィルターをDLPにアップロード
  8. 音響測定,ターゲット,修正などの管理

それでは,次の客観的な音響測定セクションで DiracLive アプリケーション ウィザードのステップ 1 を実行してみましょう.

 

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